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0-2. 
『資本論』 ペティと重商主義の時代 ペティ労働価値説の全体総括


    
ウィリアム・ペティが 「労働は富の父であり、土地はその母である といい、または
     バークリ僧正が、「
四大(地水火風)とその中における人間の労働が富の真の源泉であるのではないか」と問い、
     あるいはアメリカ人のTh・クーパーは通俗の言葉で 
      「
一かたまりのパンからこれに用いられた労働、すなわち、パン焼工、製粉工、小作人等々の労働をとり去って
       見よ。そこに一体何が残るか?残るのは野生で人間に少しも役に立たぬ若干の穀粒である
」 
     ことを明言したのであるが、これらのすべての考え方は、交換価値の源泉である抽象的労働については少しも
     論じなくて、素材的富の源泉としての具体的な労働について、簡単に言えば、<使用価値>を生むかぎりにおいて
     の労働について論じているのである。商品の<使用価値>が前提されると、このために費消された労働の特別な
     有用性、特定の合目的性が前提されることになる。しかし、それと同時に、商品の立場からいえば、
     有用労働としての労働についての一切の考慮はつくされている。
 (『経済学批判』 第1章 商品)


 
目 次

  
第1部第1章 ・ペティとその時代 

 1.        ・<コラム11>重商主義 越村信三郎の解説
 2.        ・商人資本にかんする歴史的考察 マルクス
 3.        ・ペティの「政治算術」について マルクス『『経済学批判』A商品分析の歴史

  
第2部 ベーム・バヴェルクのマルクス価値論批判に応える
    
第1章 小林昇 重商主義研究 

 4.       ・資本論ワールド編集部 まえがき
 5.       ・ペティからスミスまで-商品把握の形成ー 『経済学の形成時代』
 6.       ・交換価値の真の尺度-労働価値説の創造ー『国富論体系の成立』

    
第2章 ペティと経済科学の創始ー政治算術 

 7.       ・『政治算術』に現れているペティの「商品と価値」概念の認識について
 8.       ・『政治算術』 松川七郎解題・・・ペティと重商主義の時代
 9.       ・『租税貢納論』 松川七郎訳者あとがき・・・「租税貢納論」の成立とその構成

  
第3部 ペティの著作

 10.      ・1662年  『租税貢納論』
 12.      ・1672年  『アイルランドの政治的解剖』
 13.      ・1671~1676年 『政治算術』
 



  
第1部 ペティと重商主義


  
    第1章 ペティとその時代 

       1.   <コラム11> 重商主義(1) ・・・越村信三郎の解説

       2.   商人資本にかんする歴史的考察
i
       3.   ペティの「政治算術」について・・・『経済学批判』A商品分析の歴史
 

  第2部 資本論‟蒸留法”に対する調査と批判

      
・・・ベーム・バヴェルクのマルクス価値論批判に応える・・・


    
第1章 小林昇 重商主義研究  -「商品と価値」概念の研究

      
(1) 『アイルランドの政治的解剖』 資本論ワールド編集部 まえがき

      
(2) 第1節 ペティからスミスまで -商品把握の形成 ー『経済学の形成時代』   

      (3) 第2節 交換価値の真の尺度 -労働価値説の創造『国富論体系の成立』

      (4) 
第3節 ペティ以後における論点の展開ーフランクリンとスミス ー『経済学の形成時代』



    
 第2章 ペティと経済科学の創始ー政治算術

       1.  
『政治算術』に表われているペティの「商品と価値」の認識について

          ★ 「資本論ワールド編集部 まえがき」より    

       2.  ・・・『政治算術』 松川七郎解題・・・ ペティと重商主義の時代
                 
       3.  ・・・『租税貢納論』 松川七郎 訳者あとがき・・・「租税貢納論」の成立とその構成 



 
第3部  ペティの著作

       A  1662年 『 租税貢納論 』

       B  1672年 『アイルランドの政治的解剖』
l
       C  1671~1676年 『政治算術』 


・・・・・以上・・・・・