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 同一性

有論の論理が或るものから他のものへのたえざる変化・移行の論理だとすれば、
本質論の論理はそうした表面的な変化の奥にある、事物の安定した<同一性(Identität)>を
とらえようとする。
同一性(同じということ)は、事物が多様に変化するにもかかわらず、
そこに貫く不変のもの(同じであり続ける主体性)を意味する。

この意味で、同一性は端的に本質の論理そのものであり、またそれは、基本的に、
自己との同一性、自己との関係を意味する。


 
こうして(自己)同一性は同一性それ自身と区別の2契機をもつ
同一性は、みずから区別・分化し、多様に変化・運動しながら、同時にそのなかで統一性を
保持することを意味する。(このさい、「区別」は分化、変化、多様性などと同義である)。
たとえば、生物はたえず新陳代謝をしながら、自己維持をする。
むしろ、他の物質を摂取することは自己維持の不可欠な条件である。
こうして、
同一性は区別を必然的に前提し、
むしろ区別(多様性)を産出する動的なものである。