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資本論ワールドへようこそ


 
   ゲゲゲの鬼太郎の水木さん 


 
「妖怪というものは、いかがわしく、とらえどころのないものである。逃げやすく、つかみにくい、
そんなものはもともといないのではないか、という人もあるが、いないとも言いきれない。
なにかいるのだ。」
 「妖怪というと、よくお岩の幽霊なんかまで仲間に入れて気味悪がる人もいるが、お岩は幽霊で
あって妖怪ではない。妖怪とは河童とか、海坊主とか、牛鬼とかいったもので、こわいけれども、
どことなく愛嬌のあるものだ。」
 「妖怪を感ずるか、感じないかは、もって生れた“妖怪感度”とでもいうべきものによると思うのだが、
感度の高い人と低い人とあるような気がする。」 (『妖怪天国』筑摩書房) 

 商品の「価値」は、ゲゲゲの鬼太郎みたいだ。 「商品の価値」(『資本論』)が話題に登るとき、
ゲゲゲの鬼太郎がひょっこり。 皆さんも記憶されているいるでしょう、「妖怪のような」話から、
商品の価値話しは始まるんです。 
 「われわれはいま労働生産物の残りをしらべて見よう。もはや、妖怪のような同一の対象性
 〔
gespenstige Gegenständlichkeit妖怪のような具体性〕以外に、 すなわち、無差別な人間労働の、
いいかえればその支出形態を考慮することのない、 人間労働力の、単なる膠状物
Gallertという
もの以外に、 労働生産物から何ものも残っていない。」
 水木さんの“妖怪感度の高い人、低い人”を思い出させるのですが、
では、そもそも「商品の価値ってなんぞや」。こんな疑問を胸に秘めながら、謎解きワールドに
皆さんをご招待したいと思います。どうぞ、ごゆるり散歩気分で、ちょっぴりこわ~い緊張感をもって
ご一緒しましょう。
♪.♪.♪..


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