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 2017年 新着情報1-12月


              2016年創刊号から2016年12月号はこちら


  12月号

   『資本論』生誕150周年 アダム・スミスからマルクスへ 


  
<コラム14>

  
 アダム・スミス  『諸国民の富』 解題 大内兵衛 1969年


                    
〔 『諸国民の富』と『資本論』について 〕


 
 資本論ワールド編集委員会 
   はじめに
 『諸国民の富』の翻訳者である大内兵衛は、その解題のなかでスミスとマルクスの関係について大変興味深い一文を挿入しています。これまであまり注目されてはいませんが、『資本論』のルーツとも思える、意味深長な文脈となっています。
 「またマルクスも彼の経済学の全体系とくに『資本論』をあげてスミス批判をやっているといっていいが、・・・・ この『諸国民の富』の解剖にあて、これによりマルクスは彼の剰余価値説とスミスの労働価値説との異同、 生産的労働と不生産的労働の区別についてスミス説の批評により彼の剰余価値論を展開している。
 このようにして、いわゆる近代経済学にしても、マルクス主義経済学にしても、その源泉にさかのぼってひろく深くその思想を展開するものはスミスにさかのぼらなくてはならないのである。」

 編集部では、マルクスによる「スミス批判」について以下のように焦点をしぼってゆきます。
  
(1) スミス「労働価値説」に対して、マルクスが行っている「価値概念」の変革
  
(2) 『資本論』第1章は、スミス経済学からマルクス経済学への継承・移行文脈であること
  
(3) 第1章第1節「使用価値の抽象・・・」は、継承・移行文脈の結束点となっている

 こうした観点を念頭におきながら、以下「大内解題」から入門してゆきいたいと企画しました。そして、今後の「新着情報」に注目していただければ幸いです。
 なお、
諸国民の富』抄録についてはこちらをクリックしてください。
 
 では、来年も資本論ワールドの探検旅行でお会いしましょう!! (2017.12.25)


   
 アダム・スミス『諸国民の富
       Ⅰ. 分業について
       Ⅱ. 分業をひきおこす原理について
       Ⅲ. 貨幣の起源および使用について
       Ⅳ. 価値の二つの意味、「使用価値」と「交換価値」
       Ⅴ. 商品の実質価格-労働価格 と 名目価格-、貨幣価格について

     「使用価値の抽象化」に関する   

     → アダム・スミスの「商品価値」とマルクスによる価値概念の変革

     

 


  ◆ 資本論入門11月号 

   0. 
特集

   『資本論』価値分析に対する“蒸留法”批判について


 
マルクスによる「使用価値からの抽象・分析法」を、“蒸留法”と解釈する「批判」が後を絶ちません。
さらにこの「批判」を言い訳にした『資本論』の改変が横行しています。 実証研究なき疑似科学の流行
に対して、学問のあり方を根底から構築し直す時代に至っています。現在、8月・9月・10月の特集 “蒸留法”
批判の関連論文・資料を一括して統合・収録する作業を進めています。これにより、“蒸留法”の問題点を
簡潔・明瞭に論点整理が行われる予定です。
マルクスとともに、「学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労困憊をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を
きわめる希望をもつ」ことを念願しています。探検隊の皆さん、あと一歩です。 (・・10月15日現在・・)


  
 交換価値は、使用価値の社会的な性質規定性として

                 ・・・
『経済学批判』交換価値の抄録〕・・・

  「 すなわち、これらの物としての使用価値に与えられる規定性として表われる。そしてこの性質規定性の
  ために、これらの使用価値は交換過程で、ちょうど単純な化学的元素が一定の量的比率で化合し、
  化学的等価をなしているように、一定の量的比率で置き換えられ、等価:Äquivalentをなしている。」 
                             (『経済学批判』第1章)

1. 
「使用価値の抽象化」のルーツ 

  
‟いまもし資本体の使用価値を無視するとすれば・・・” 

   
経済学批判』 の 「交換価値」分析 -「労働は富の父であり、土地はその母である」


2.  
コリン・レンフルーと「商品の物神性 

       ・・・“蒸留法”受容の日本的・歴史的背景ー未成熟な「物神性」論の帰結ー






 

 ◆ 11月号

 資本論入門11月号 

 0. 
特集 『資本論』 価値分析に対する“蒸留法”批判について 

 
  ・・・継続・作業中ですが、10月15日現在の更新・収録分です・・・・

 マルクスによる「
使用価値からの抽象・分析法」を、“蒸留法”と解釈する「批判(?)」が後を絶ちません。さらにこの「批判」を言い訳にした『資本論』の改変が横行しています。 実証研究なき疑似科学の流行に対して、学問のあり方を根底から構築し直す時代に至っています。現在、8月・9月・10月の特集 “蒸留法” 批判の関連論文・資料を一括して統合・収録する作業を進めています。これにより、“蒸留法”の問題点を簡潔・明瞭に論点整理が行われる予定です。マルクスとともに、「学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労困憊をいとわない者だけが、輝かしい絶頂をきわめる希望をもつ 」 ことを念願しています。
探検隊の皆さん、あと一歩です。 (・・10月15日現在・・)

 交換価値は、使用価値の社会的な性質規定性として、

 (Der Tauschwert erscheint so als gesellschaftliche Naturbestimmtheit der Gebrauchswerte)
 すなわち、これらの物としての使用価値に与えられる規定性として表われる。そしてこの
性質規定性のために、これらの使用価値は交換過程で、ちょうど単純な化学的元素が一定の量的比率で化合し、化学的等価をなしているように、一定の量的比率で置き換えられ、等価:Äquivalentをなしている。」 (『経済学批判』第1章)


1. 資本論蒸留法のルーツ いまもし資本体の使用価値を無視するとすれば・・・” 

    
『経済学批判』 の 「交換価値」分 -「労働は富の父であり、土地はその母である」


2. コリン・レンフルーと「商品の物神性 

     ・・・“蒸留法”受容の日本的・歴史的背景ー
未成熟な「物神性」論の帰結



◆ 10月号


 0. 資本論入門10月号 
   資本論“蒸留法”の解読と資本物神性の成立過程

 
0-1 使用価値の「抽象化(捨象)」とマニュファクチャから機械装置の発展
    古典派経済学の「労働価値説」と「価値形態論」成立前夜・・・「商品分析の歴史 3」

 
0-2 「歴史的に、論理的に」探究・・・小林、フランクリン、スミス、リカードの「価値論」 
  
    ・・
・・価値概念の発展と使用価値の抽象化について ・・・・


    
 
1. <コラム13> 『イングランド人民の歴史』 重商主義から産業革命へ(1)~(4)
                       ・・・「商品分析の歴史」研究のために・・・
     1-1 イングランドの農業 
     1-2 織物工業  
     1-3 産業革命―燃料・鉄・輸送  
     1-4 産業革命―織物工業   


 
2. 分業とマニュファクチャについて ・・・商品の使用価値分析の探求 その1「資料編」・・・

      ―第4節 
マニュファクチャ内の分業と社会内の分業― 使用価値が“抽象化”されること



 ◆ 9月号 ‟資本論蒸留法”批判 特集 



 4. 資本論入門9月号 重商主義から資本主義へ -ペティ、スチュアートからアダム・スミスの時代
 「歴史的に、論理的に」商品と価値の発展過程の研究・・・資本論‟蒸留法”解釈の批判的探求のために

 3. <
コラム12> 『回想 小林 昇』 スチュアートとスミスの農工分業論

  新村聡ー小林説への問題提議・・★更新: 2017.10.14 上記 「資本論入門11月号」と同じ・・・

 
0-1. 特集 『資本論』 価値分析に対する“蒸留法”批判について

  
 重商主義時代の「商品と価値」概念 

 
0-2. 『資本論』 ペティと重商主義の時代 ペティ労働価値説の全体総括
         ・・・ ベーム・バヴェルク「蒸留法」 誤読の解明 に向けて・・・

 1. <
コラム10> 商人資本にかんする歴史的考察・・・資本の世界性について

 2. <
コラム11> 重商主義 (1) ・・・村越信三郎の解説 (日本大百科全書)



 
■ 8月号

0. <コラム9> 『資本論』第1章 「第1節入門」について ー‟蒸留法”批判 序論ー 2017.08.19


  1. 
特集 『資本論』 価値分析に対する“蒸留法”批判について
         ベーム・バヴェルクと日本のマルクス経済学者たち
    *ベーム・バヴェルク著 『マルクス体系の終結』 1896年 (未来社1969年発行)


    1-2. 宇野弘蔵 『 資本論研究 』 1967年
    1-3. 廣松渉 『 資本論の哲学 』 1974年
    1-4. 種瀬・富塚・浜野 『 資本論体系 』 1984年
    1-5. 伊藤誠 『 資本論を読む 』 2006年
    1-6. 熊野純彦 『 マルクス 資本論の思考 』 2013年


  2. 八木紀一郎著 「ベーム・バヴェルク」 紹介・抄録 



 
◆ 7月号

 0.   資本論入門7月号 『資本論』と「心の進化・脳科学」(第2回)
      「社会性と社会関係」を認知考古学から調査・研究する・・・
      第1部 19世紀-脳科学のあけぼの ・・・脳の科学史・・・

     付属資料 「商品の物神性」の基礎をなす「社会性と社会関係」の進化過程の概要(レジメ)
        *「肉体的有機体と人間有機体」から社会的生産有機体の確立・・・

 
0.1   物神性の解読へ特別報告Ⅰ: 脳の成長と社会性の起源
      リチャード・リーキー 『 ヒトはいつから人間になったか

 
0.2  物神性の解読へ特別報告Ⅱ: 認知考古学と社会的知能 
   スティーヴン・ミズン 『 心の先史時代  ・・・コリン・レンフルー理論成立の前提要件

 
1. <コラム6> 「心の進化と脳科学(3)」
           人類学と考古学の構築者たちー島泰三、竹岡俊樹、諏訪元


 
2. <コラム7 コリン・レンフルーの貨幣制度「 物質的関与と貨幣の読みとりかた

 
3. <コラム8> 脳のサイズと進化・スネルの精神因子
           「脳のサイズからみた脳の進化」 藤田哲也



 
◆ 6月号 2017年

 0-1. <再録>資本論入門 (2月・3月合併号) 一部追加・改訂版 
  資本論「商品の物神性」と「心の進化・脳科学」その1第1回 2017.06.22 人類の進化と社会性(2)


 0-2. 資本論 「商品の物神性」と「心の進化・脳科学」 その2 第2回 2017.06 作業中
    ★ 「社会性と社会関係」を認知考古学から調査・研究する・・・

 1. コリン・レンフルー 『先史時代と心の進化』第2部「心の先史学」 <要約>
         ★ 認知考古学から「商品の物神性」を読み解くための文献
     *関連資料「価値形態論の考古学研究

 1.-2 コリン・レンフル- 『先史時代と心の進化』 第2部「心の先史学」 <抄録>
     
 商品の物神性とコリンレンフル―の3つのキーワード

 2. 『資本論』第1章第4節 商品の物神的性格とその秘密 第6段落~第8段落 抄録

 3. <コラム5> 21世紀「歴史科学」 到達点の研究
     島 泰三著 『 ヒ ト 』  異端のサルの一億年 「第9章最後の漁労採集民」 (抄録)



 
■ 4月号 「心の進化と脳科学」(1) 2017年

  1. エンゲルス 「猿が人間化するにあたっての労働の役割と21世紀最新脳科学へ (1)

  2. 「心の進化と脳科学」(2)
     入來篤史 「知性の起源」 道具の使用が心を生み出す・・・エンゲルス論文との検討資料 



 
■ 資本論入門 3月号 (『資本論』第1巻第4篇相対的剰余価値の生産 抄録) 2017.03.30

    資本の生産過程と労働者の資本主義社会について



 
 資本論入門 2月・3月合併号  2017年

  1. 資本論「商品の物神性」と「心の進化・脳科学」第1回 2017.02.01 人類の進化と社会性(2)
  2. 『心を生んだ脳の38億年』抄録 藤田哲也著 岩波書店(1997.10.22)
  3.  <コラム.4 人類の進化と社会性(1)> 
     「ヒトの進化と言語獲得の背景」長谷川眞理子著抄録・要約



   
<掲示板> 2017年 1月の新着情報



  0. 資本論入門1月号(12月合併号) 2017.01.28


  第2部ヘーゲル論理学と『資本論』価値方程式 2・・等価形態・商品世界の神秘、魔術と妖怪の物神的世界


 
1. 貨幣形態発生の証明について ・・・・・価値形態と商品物神性の始元・・・

 
2. 付属資料1:『資本論』第1章第3節 価値形態または交換価値 抄録・要

 
3. <コラム3商品の価値表現と方程式価値方程式の抄録・『資本論』の論理学研究 序論


 ・・・・ 以上、2017年 1月号 ~ 11月号 ・・・・・